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うさぎ

初めての急性胃拡張(その2)

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初めての急性胃拡張(その1)

ブログがすっかりご無沙汰です。年が明けてしまいました。 何を隠そう、2019年1月4日にルークくん「 ...

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前回の続きです。(前回のことは上記の記事参照)
朝になって午前中に病院へ行くところから。

行きつけの病院は休診日

さて。行きつけの病院へ…行こうにも、
実にタイミング悪くて休診日。

近くに動物病院は沢山あるのですが、
犬と猫のみだったりするので、うさぎはどうだろうか…。

不安はありつつ、自身が寝不足でぐったりなのと、
ルークもあまり元気ないし
また病院というストレスもちょっと気になって、
第2候補として家から徒歩で行ける一番近い病院へ。

午前10時頃、動物病院にて診察

受け付けは凄くドライで、夜間病院での出来事の説明と資料を渡すと
「うさぎは専門ではないので、必要なら病院を紹介しますが良いですか?」と確認。
とりあえずOKと言って診察待ち。

問診(触診)

問診で、まずは「うさぎは一応診ますけど、
専門ではないから、いきつけに行かれた方が」と前置き…。
行きつけが休診日かつ急を要すると判断したので、と伝える。

とりあえず触診から…なんですが、
「うさぎさん落っことしちゃうと、
骨折れちゃうのが一番怖いから床で診ますねー。」とドヤ顔。。。

「まだちょっと張ってはいるものの、
夜の処置で良くなってきてはいるからもうちょっとですよー。」

夜間病院での一晩の出来事を伝えたら、
「うさぎさん、お腹のトラブル多いからねぇ。
普段は何を食べさせてますか?」と。

うちの子はあまり牧草を食べてくれず、ペレットとサプリ、ペレボクが主だと伝えたら、

「牧草を食べさせてあげないとダメなんですよ!
ペレットと牧草は比べたら圧倒的に牧草のが良いんです!
牧草を食べないのはペレットのあげすぎでは?
あとね、ペレット何あげてますか?
ペレットもお腹に良い物と悪い物があって…。」

とまくし立てられ、一晩の疲労も相まって、
とても責められているように感じてしまいました。

牧草を食べてくれないからペレボクなんですよね。
10種類ぐらい、とにかくあれこれ試したけど全然だめで。
そうしてください、言われても食べないものは食べないんだもの…
何より、こんな時に教科書的な指導は求めてないです。

相手をするのも嫌になって、バニセレメンテナンスをあげていることと、
量はかなり少なめにしていることだけ伝えました。

「バニーセレクションは良いペレットだったはずだから大丈夫ですね。
量はねぇ…体重の何パーセントだったかな?をあげるといいって
確かウサギの先生の本に書いてあったんだよなー。まってて。」

床にルークを放置したまま診察室から出て行き、なかなか戻ってこない…。
ルークが変なことしないよう抑えるのも凄く気を使います。

「体重の3%ぐらいでした!まぁ、お腹のハリもひいてきてるし、
食欲増進剤とシロップなどの内服出しておきますからね!
あとは食べてないということなので強制給餌してください。
牧草を食べさせてあげてください。」

信じられないことに、レントゲンや血液検査の資料は見ない撮らない触れないで、皮下点滴はおろか、触診と不毛な問診だけで「うっ滞」と同じお薬を処方され終了してしまいました。

いつもの病院や、夜間病院さんで受けた処置や、
都度思いやりある獣医師さんの説明を信頼していたので、
これは・・・と診察内容と処置の差に納得いかず。

たとえ良くなってるとしても、
だったら触診だけでなく現状のレントゲンまで撮って、
昨日より良いねってきちんと説明していただけたら、
まずそれだけで安心するのに。

午後の病院の確保

最後の砦としていたうさぎ専門病院(うさぎと鳥・小動物の専門病院)へ連れて行くことに。

バニーグラス

予約制なのでまず速攻で電話。
半分頭働いてなくて、いらんことまで伝えてしまったり、先のこともあって気が動転してました。
時刻は朝10時半でしたが、午前中がいっぱいで午後からに。
仕方ないので一度家に帰る。

ルークの様子

お腹少しだけ揉んでもらったからか、通院ストレスからか、
帰宅後、ようやく便が出た。10個ほど。
昨晩から便は全くだったので、10個出たのも大きかった。

一応ほんの少し朝の牧草を入れたら、
自ら食べてお水も少々飲んでる。盲腸糞も食べた。
午後もう一度だけ病院行く元気はありそう。

言っても、皮下点滴の効果が8〜10時間らしいから、
今は丁度いい感じでお注射の効果が出てるだけ。
それでも少しだけ痛いの軽減されてたらいいのだけど。

体重は1kgジャスト…1020〜30gあったのが
食べてない飲んで無い分減っていて、じっとして歯ぎしりをしていました。

歯ぎしりしているルークの様子

普段絶対食べない牧草を食べているのと歯ぎしり見てると、
そのぐらいお腹痛くて一番刈りハムハムしてないと、
やってられないレベルなんだなって思うと胸が痛かったです。

午後の病院までの心境

怒りや悲しみもだけど何よりも、昨夜から何一つ食べていなくて、
18時ぐらいで恐らくいつもの食事を食べて24時間とかになるから、
今のルークのお腹はどうなっているのか、
食べたそうにはしてるけどあげていいのか、
今晩までに信頼できる医師の診断と適切な処置でないと
最悪の事態にもなりかねない。

点滴済みとはいえ、あくまでも朝イチでもう一度皮下点滴する前提の処置で、
夜間病院、午前の病院、午後また病院と何回も連れ出していることも
ルークにはかなり辛いだろうな。
大げさかもしれないんだけど、一分一秒が刻一刻と過ぎていって怖い。
泣いても笑っても午後が最後になる。
午後に病院へ行くまで気持ちが限界を迎えてました。

午後の病院へ向かう

ちょっと早いけどとりあえずタクシー手配できたから向かう。
深夜は即繋がったけど、昼間全く繋がらずでめちゃめちゃ青ざめました・・・。

ちょうど良い時間(ギリギリ)だと予約できなくて、
今すぐなら手配できると言われたので、仕方なく(ToT)

・・・仕方ないけど早過ぎた。
普段は午後は14時から開いている様子だったので
待っても10分ぐらいだろうと、来てみたのですが・・・。
入り口に貼られていたのは
「本日、手術のために14時半までは待合室解放できません。」
という張り紙。待合室ぐらいには入れるかと思ったのに・・・。
外はすごい雨だし、寒いけど待つしかない。どうしようもない。
14時半まで開かないとのことであと40分。。。

途中で外で一緒に待ってたインコ飼いさんがめっちゃお話しして下さって、
それだけで気持ちが少し緩んで楽になりました…。

待っている間にルークは足ダン、キャリーバリバリ〜で激しい反抗。
反抗エネルギーがあることは確認。これが平常運転ちゃ平常運転なんだけど(笑)

問診

午後2時半すぎ、ようやく診察へ。
午前とは違い、先生は問診から全く違って信頼できる方でした。
ひとまず昨晩の夜間病院での診察&処置と、いつもの病院が休診日で
午前中は別の病院へ行ってみたけども診察&処置内容に納得が行かず、
ここへ連れて来たといった内容を説明。

レントゲン、血液検査を再度やってくださることに。
おなかはまだ張ってるけど昨晩のヤバイ状況からはかなり改善されているのでは、というのと、
今暴れてるのも元気な証拠、資料のレントゲンを見る限りは、
昨日はとても出来なかっただろうねとのことで。

少なからず便出た、牧草口にした、のは胃が動いてて改善しているでしょうというのを
まずレントゲンで目視しようねとおっしゃって頂きました。
当たり前っぽいのに、午前中はしてもらえなかったから凄くありがたい。

「触診では今、良くは無いけど悪化もしてない感じですね。
昨晩から色々あったと思うので、レントゲンをとって順を追ってお話聞ければと思います。」

と、少しばかり私も気遣って頂いて、
とりあえず落ち着いてお話できそうな先生だったので
すごく気持ちが楽になったのを覚えています。

血液検査に関しては昨晩の数値を見てくださり、
血液濃度が濃いのが気になるとのことでもう一度。
こちらもレントゲンと合わせての検査になりました。
(もちろん、そうしたいけど検査をしても良いかどうかの
飼い主確認は夜間病院さんと同じく、きちんとしてくださいました。)

昨晩旦那と血液検査ストレスなるからやる、やらないで
意見が割れたけどやって貰っておいて良かったです。

レントゲンと血液検査の結果

昨晩のレントゲンと現状のレントゲンを横に並べた状態で解説して頂きました。
比較しながら見てわかったのは、
触診で言われていた通りにまず胃の大きさが戻っていること。
さらに説明があったのが、昨晩と現状では心臓の大きさが異なっていました。
胃が大きくなることで心臓が小さくなってしまっていました。
現状は心臓の大きさも戻っていて、胃にあった大きなガスは腸へ移動していました。

で、昨晩と午前の先生の話の食い違いのお話&この病気のミソとなる説明へ。

「昨晩の状態だと、まず心臓の大きさが小さくなってしまっているし、
ガスでお腹が張ってて食べられない、
うさちゃんにとってはものすごく痛い、カナリ苦しい状況です。
お水も飲めないので、脱水してしまうので、
皮下点滴で水分補給&胃が大きくならないよう、ガスの発生を抑えるお薬で、
まずお腹の大きさを戻すことが第一となります。」

「この病気の特徴は刻一刻と状況が変わること。
昨晩と今のレントゲンでも違うことが見てわかる通り、
おそらく午前中の病院に行った段階では、
現状のレントゲンに近い状態だったのだと思います。」

「現状何が必要なのかと言うと、
胃の大きさが元に戻り、心臓の大きさも戻り、
血液検査からも若干の脱水以外に内臓に悪いとことかないので、
腸に移動したガスを出し切る=つまりお腹を動かす、
ご飯を食べさせる必要があります。
まぁ、いわゆる、うっ滞と同じ処置ということです。」

「これで昨晩と午前の話の食い違いについて説明できましたでしょうか?
おそらく午前にはお腹が戻ったという判断で、食欲増進剤の処方と、
食べさせてお腹を動かしてくださいね〜。という処置になったのだと思います。」

そう。結果だけで言えば、午前の先生も何も間違ったことは言ってないし、
嘘も言ってない。処置も間違ってないんです。(おそらくね)
でもレントゲンをとって説明をしてもらって処置をしてもらうのと、
ただお腹のトラブルね〜と言いながら食欲増進剤だけ処方されるのは、
全然こちらの気持ちが異なります。とても此処まであの触診で考えてくださって、
お薬出してくださったとは思えないし、とにかく午前の先生は私には合わなかったです。

皮下点滴&強制給餌の処置

検査結果もぼちぼち、納得行く説明を受けたところで、
ルークに何をしてあげられるか&どんな処置をするかのお話。

現状必要なのは食べさせること、食べればなんでも良いとのこと。
ひとまずは脱水が見られることと、昨晩から何も食べてないということもあり、
点滴でのお薬&水分&栄養補給をして頂くことに。
また、給餌も試してどの程度食べるか見て下さると。

かなり脱水してる、というのが昨晩から度々出るキーワード。
お家で食べさせるのも大事だけど、やはり点滴と注射での栄養補給も
同時に必要と判断されて処置される時点で、今日こちらの病院にこれて良かった。
ガスも腸に移動してたけどまだ身体にあるんだなって事で、
それがポーンと出てくれるまでにお腹が動けば大丈夫そう。

皮下点滴&強制給餌の処置後の確認

度重なる保定や点滴、初めての強制給餌。
ルーク大暴れだったようです(笑)
給餌はよく食べてはくれるんですが兎に角嫌がります(苦笑)とのことでした。
ミキサーが無いこと伝えたら流動食(水を混ぜるだけの粉のやつ)も出せますよと。
保定の仕方と給餌の方法も一応教えていただいたのですが、
「食べればなんでもいいし、めっちゃめちゃ嫌がるので無理しないほうがいいです。」
と、結局流動食はナシでお薬のみで様子見することに。

とりあえず次回は調子が良さそうなら来週で良いと。
あと、そもそも「どうしましょう?あとはかかりつけさんに行ってもらっても良いし、
それともこの件に関してはうちで診ますか??」という確認も。

色々あったから、この件に関しては少なくともこちらのウサギ専門病院に
お世話になる判断をしました。年中無休なのも大きいし。(年末年始だけは別)
納車まで通うの大変だけど言ってられなかった。
色々としっかりお話下さり、こちらも安心して話を聞けます。

急性胃拡張の原因と飼い主が出来る事について

最後に、怖いけど、聞きました。

「この病気は原因不明、ホントに突然起きるため事前に対処できるものではないです。
気温湿度、年齢、牧草食べる食べない、ストレスなどなど、諸説諸々言われては居ますけど、
ほんっとーに原因不明なんです。」

「さっきも行った通りこの病気は刻一刻と状況が変化することが特徴の病気で、
そのスピードもまちまちです。急激に悪くなったり、
病院つれてきただけで良くなったりみたいなことも多々あります。」

「飼い主さんが確実に出来ることをあえて言うなら、
今回みたいに異変に気がついたら出来るだけ早く病院へつれていってあげることだけです。」

今回は初めてなのと、ただの食欲不振かも?と様子を見てしまったりで
飼い主としては対応が少し遅れてしまった事を伝えたところ、
昨晩、もし旦那の意見聞いて朝までほっといたら亡くなっていた可能性が高く、
昨晩夜間病院で処置してなかったら今は無かったであろうとの事でした。

教科書的回答じゃなくて、沢山のうさぎさんの事例を見てきての、
判断や回答をして下さっている印象を受けました。

最後に、帰宅してからの注意事項の説明を受けました。

  • ケージ周りを暖かくする
  • あまり動かさない方がいいのでサークルには出さないようにする
  • 食べれるものならなんでもあげて良い
  • 強制給餌よりはお薬をきちんとあげることの方が大事

帰り際には、飼い主責めることもなく、
「急でびっくりしましたね。お大事に〜」と。
病院は昔から?賛否両論のようですが、
私は信頼できる先生に診てもらえた印象でした。

午後5時、ようやく帰宅

帰宅直後のルークの様子

ルーク、オモチャ以外元どおりにしてやっとケージに帰ってきました。
昨晩たべれなかったご飯にがっつく…と見せかけて、少しだけ食べました。
アクティブEというサプリは粒が大きいからか?いつもは一口だけど自分で砕いて食べた。

牧草といい、命にかかわる事態なのわかっているのかな?
食べ方や食べる物や量も自分でコントロールしているようにも見える。

ひとまず、マズい部分はお薬と点滴してもらってるし、
一旦は食べるか出すか、そっとしてあげて様子見。
流石にかなり神経質で、3回も連れ出したかいぬしの手が怖いみたい。
気になっちゃうけどルークに嫌がられるので一旦離れて、
疲れ切った分、かいぬしも睡眠をとる。

夜のルークの様子

旦那も帰宅し、私も起床。
ルーク昨晩食べなかったご飯を食べきり、便も20〜30個出てる。
至って普通な便が。ペレットが空だから追加でひと匙入れようとしたら、
平常運転で寄ってきてスプーンから食べました(笑)

沢山はあげられないけど、昨晩から凄く頑張ったので、
乾燥カットリンゴを3粒程手に乗せたら、手から普通に食べてくれました。
トイレで丸くはなるけども少しウトウトした様子も見られて、
少なくとも激しく痛く苦しい状況は脱した模様。

撫でようとすると逃げる(笑)し、少しずつではあるけど
お薬の効果もあって朝よりも楽そうではあるから良かった。
なるだけそっと寝かせてあげるのが良さそう。

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